車窓楽しみ生ビール 上信電鉄臨時列車

上毛新聞
2017年8月21日

上信電鉄は19日、臨時列車「夏の定番です。ビール列車」を、高崎―下仁田駅間で往復運行した。参加した77人が生ビールを片手に、ジャズバンドの生演奏と車窓からの青空を楽しんだ。
参加者はテーブルごとにすぐに打ち解け、乾杯の声が何度も上がった。OKI(沖電気工業)社員有志でつくるジャズバンド「ディキシークィーンズ」(小沢正仁バンドマスター)が演奏すると、手拍子や歌声が車内を満たした。
景色を楽しんでもらおうと時速約40キロで運行。行きは休憩を挟み約2時間半をかけた。参加者はジョッキ持参で飲み放題を楽しんだり、富岡地域で「ホルモン揚げ」と呼ばれるちくわ串揚げや、持ち込みのつまみを周囲で分け合ったりしていた。
ビール列車は5回目。同僚3人と3度目の参加という櫛田千恵子さん(高崎市下豊岡町)は「久々の晴天でこれほどのビール日和はない。列車での出会いに心が躍る」と満喫していた。

 

【写真】電車に揺られ、ビールとジャズを楽しむ参加者

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