栃木県で“幻のフルーツ”収穫、直売も 濃厚な甘みが特徴「今年は最高の出来」

下野新聞
2025年9月21日

栃木県那須烏山市野上のほ場「ファームポポー」で北米原産の果樹「ポポー」が収穫期を迎えている。

ポポーは傷みやすく、あまり流通しないため「幻のフルーツ」とも呼ばれる。果肉はマンゴーのようなオレンジ色でねっとりとし、濃厚な甘みがある。

約1haのファームポポーでは石川仁一さん(75)が約2000本を栽培する。収穫は11月上旬まで続くという。

石川さんは「今年は夏の暑さや降水量不足で実が小ぶりだが、その分、味が凝縮され、最高の出来になった」と話した。ほ場での直売のほか、那須烏山市金井2丁目の山あげ会館などでも販売している。

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