栃木県さくら市の道の駅に新商品 ふわっと「やさしい甘さ」が広がる贈答品向きの洋菓子
下野新聞
2025年6月4日

道の駅きつれがわ(栃木県さくら市喜連川)は、洋菓子「喜連のしっぽ」を発売した。素材にこだわりストーリー性のある贈答品を作ろうと、県フードバレーとちぎ農商工ファンド活用助成事業で新商品開発の支援を受けた。
開発では、日持ちする商品として洋菓子に絞った。喜連川地区には昔からキツネが多く住み「きつね川」と呼ばれるようになったという昔話があり、それにちなんでキツネの尾のような焼き菓子を目指した。
農業法人和みの杜(さくら市早乙女)が栽培したサツマイモで干し芋を製造。循環農法で生産した卵やもち麦、イチゴを素材として使い、イヴォワール洋菓子(さくら市桜野)に商品化を依頼した。
知久祐一支配人は「まるで尻尾のようにふわっとし、やさしい甘さで大変好評をいただいている」と話す。道の駅きつれがわでの限定販売で、イチゴ味とサツマイモ味が3個ずつ入り価格は2160円。
⇒栃木県内の道の駅が共同開発したレトルトカレー 野菜本来の甘みと深いコクを感じる仕上がりに
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