ちびっ子力士熱戦 利根で奉納相撲、千葉の井上君V

茨城新聞
2015年9月24日

利根町恒例の金刀比羅神社奉納相撲が23日、同町布川の町役場そばにある土俵で開かれ、町内外から0~12歳までの子どもたち約130人が参加、熱戦を繰り広げた。
奉納相撲は1795年に始まったとされる伝統行事。当初は江戸から人気力士を招いて開かれたといい、町にゆかりの俳人・小林一茶が見物人でにぎわう様子を「べったりと 人のなる木や 宮角力(ずもう)」と詠んだことでも知られる。
この日は天候にも恵まれ、力のこもった取り組みに対し、子どもたちや保護者の歓声が響いた。
勝ち抜き戦で優勝した千葉県印西市の市立木下小6年、井上智太(ちひろ)君(12)は「夏休みに学校で練習した。みんな強かったが、勝てて良かった。楽しかった」と笑顔を見せた。

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