とちおとめカステラに 小山の国分関信越

下野新聞
2017年6月27日

 食品卸の国分関信越(小山市出井、大久保徳政(おおくぼのりまさ)社長)は7月4日、県産とちおとめジャムを使った「いちごカステラ」を発売する。

 国分グループの日本橋菓房(東京都中央区)と共同開発。生地に県産とちおとめのイチゴジャムを使い、ピンク色にした。5切れをフィルム個包装にし食べやすくしたほか、パッケージにJA全農とちぎの「たちつてとちぎ」ロゴやイチゴバージョンとちまるくんを入れ、県産商品をアピールしている。

 国分関信越によると、インターネット調査で全国の男女1760人から回答を得たところ、イチゴ(とちおとめ)味のカステラを83%が「食べたい」と答えたという。マーケティング部の神嶋拓也(かみしまたくや)主幹は「地域密着卸を強化している。安全安心の地元発の商品を企画した」と話す。

 希望小売価格は400円(税別)。関東信越、首都圏を中心に東日本で販売する。

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