湧き水凍って氷壁に 高さ20メートルの自然美 群馬・東吾妻町

上毛新聞
2025年2月22日

厳しい寒さが続く中、浅間隠温泉郷の鳩ノ湯温泉(群馬県東吾妻町本宿)近くを流れる温川(ぬるがわ)沿いの崖に、高さ20メートルほどの巨大な氷壁が出現している=写真。山肌からしみ出した湧き水が凍って氷柱となり、厳寒期ならではの自然美を生み出している。

辺りは静寂に包まれ、時折、キシキシと氷がきしむ音が聞こえてくる。今月中旬の寒波で凍結が進んだ。

同町によると、気温が上昇し、暖かくなると解け出してしまうが、今月いっぱいは楽しめそうだという。町ホームページで駐車場や仮設トイレの位置を確認できる。