牛久で初、大相撲巡業　8月29日　二所ノ関親方らPR　茨城

大相撲の夏巡業「牛久場所」(実行委員会、吉本興業など主催)が8月29日、茨城県牛久市下根町の牛久運動公園で開かれることが決まり、日本相撲協会の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)ら関係者が20日、同市役所の沼田和利市長を表敬訪問した。同市での巡業は初めて。

牛久青年会議所(大西敦理事長)の設立40周年記念で開く。新横綱の豊昇龍関をはじめ、大関の大の里関や琴桜関ら力士約200人が参加する予定。

沼田市長は「親方が旗振り役となって牛久場所を開催していただくのは、市民にとって大変喜ばしい」と述べた。二所ノ関親方は「牛久市で初めての巡業ということで、非常に興奮している。現役中お世話になった地元を盛り上げられるように、一生懸命頑張りたい」と意気込みを語った。

当日は午前9時開場で、公開稽古から始まり、取組のほか、相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する「初切(しょっきり)」やトークショー、相撲甚句などが披露される。

料金(1人)はたまり席S1万9千円、A1万7千円、1階椅子席S1万5千円、A1万3千円、2階スタンド席1万円など。チケットは3月上旬からFANYチケットサイトで販売する。問い合わせはライブフォワード(電)03(3209)8570。