油彩画や工芸79点 光風会支部作品展 26日まで 茨城・水戸
茨城新聞
2025年1月22日
美術団体、光風会茨城支部(清水優代表)の「第44回光風会茨城展-カルチャーからの挑戦-」が、茨城県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で開かれている。絵画部と工芸部の会員ら43人が多彩な表現の作品79点を展示している。同展は26日まで。
昨年の中央展出品作や今春の中央展に向けた新作が中心で、100号の油彩画や人形、タペストリーなどが並ぶ。筑波山山頂からの風景を油彩画で描いた同県石岡市柿岡の塚田芳夫さんは「奥行きを意識して、風景に広がりを持たせている」と話す。
副題「カルチャーからの挑戦」に関連し、絵画教室などで学ぶ中学生から一般の人まで10人の作品22点も展示している。この企画は若手の育成や知識・技術の伝承を通して、絵画の裾野拡大を目的とする。最終日には参加型の公開絵画研究会が開かれる。