彫刻グループの作品展 1年の活動成果発表 19日まで 茨城・常陸太田
茨城新聞
2025年1月13日
茨城県常陸太田市の彫刻グループ「春友会」(関根幸雄会長)の作品展が、同市春友町の春友手づくり工芸センターギャラリーで開かれている。会員の意欲的な作品が並び、日展会員で同グループで指導している槙野仁一さんも作品を寄せている。同展は19日まで。
同会は1989年に発足し、同工芸センターで月2回の活動と、水戸市での講習会に参加して作品制作に取り組んでいる。4年前から会員の1年間の活動の発表の場として彫刻展を開催。今回は1人2~3点を出品している。
作品「青年」を出品した鈴木義次さん(78)は「顔から表れるその人の内面を重視して仕上げた」と説明。上久保秀世さん(75)は「あの子」と「この子」の2作品で「若い人と高齢者の顔を表情で表した。見比べながら鑑賞してほしい」と話した。