【#とちキャン】那須ビッグフォレストキャンプ場 – 栃木県那須郡那須町
優れたキャンプ場の宝庫として、いま注目を集める栃木県のキャンプ場情報を紹介する「#とちキャン」。北関東を感じる観光情報サイト「きたかんナビ」のエンジニアが趣味を兼ねて不定期でお届けします。
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今年の冬、栃木県北部の山間部ではすでに多くの雪が降っています。
近年は雪不足でオープンを延期するスキー場が多かったのですが、今年は予定通りというところが多いようです。
栃木県那須塩原市のスキー場、ハンターマウンテンはオープン予定を前倒しして11月29日にオープン。日光市のエーデルワイススキーリゾートは12月21日にオープンしたようです。
昨シーズンのスキー場紹介記事
⇒【#栃木のゲレンデ紹介】ハンターマウンテン塩原を山頂から滑ってきました
⇒【#栃木のゲレンデ紹介】今シーズン最終日のエーデルワイススキーリゾートに行ってきました!
そんな中、雪がぱらつく県北エリアでキャンプをしてきました。
今回も、下野新聞社のデジタルサービス「とちぽ」で実施した「キャンプに関するアンケート」で、栃木県民の6割以上が「キャンプに興味がある」と回答した結果をもとに、栃木県内のキャンプ場を紹介します。
⇒キャンプ施設が急増中の栃木県! キャンプ場を選ぶ最大のポイントは? 栃木県民のおすすめキャンプ場も紹介
過去の記事
⇒【#とちキャン】ワイルドフィールドおじか – 栃木県日光市
⇒【#とちキャン】たかはら花畑キャンプ場 – 栃木県矢板市
⇒【#とちキャン】WoodPAL飛駒オートキャンプ場 – 栃木県佐野市
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今回は栃木県那須郡那須町にある「那須ビッグフォレストキャンプ場」でソロキャンプをしてきました。
コミュニティガーデン那須倶楽部に併設されているので、喫茶店で食事をしたり、ワークショップなどを楽しんだりもできるキャンプ場となっています。
■目次
こちらがキャンプ場のマップです。サイトはソロキャンプサイト、野営直火区画サイト、ファミリーエリアサイトで分かれています。
今回は野営直火区画サイトを利用しました。
サイト内に車は横付け可能なのですが、車を含めてもソロで利用する分には十分な広さがあります。
ほとんどのキャンプ場では、焚き火をする際は焚き火台を利用することがルールで決められています。なので、直火で焚き火ができるキャンプ場というのは貴重です。
ありがたいことに、直火で焚き火をする場合に必要なかまど用の石もサイト内に用意されていました。
テントはOneTigrisのCONIFERというソロ用テントを利用しました。テントの入り口に霜が降りるのを防ぐため、入り口上部にOneTigrisの焚き火陣幕をタープのように張っています。
他のサイトも紹介させていただきます。
こちらは高台にあるソロキャンプサイトです。こちらのサイトからはキャンプエリアが眺めるような場所となっています。
管理棟などの施設から遠いのがネックではありますが、他の利用者が目に入らない場所にあるので、ひっそりとしたソロキャンプが楽しめそうです。
こちらも車の乗り入れが可能なのですが、車を入れても十分な広さのあるサイトでした。
こちらはファミリーエリアのキャンプサイトです。
広々とした原っぱのサイトとなっており、管理棟や炊事場からも近い場所に位置しているので、お子様連れでのファミリーキャンプには最適な場所となっています。
こちらのコミュニティガーデン那須倶楽部の建物が受付になります
チェックイン手続きとキャンプ場の注意事項などの説明を受けた後にキャンプサイトに向かいます。
建物内、また建物横にはセルフでの売店もあるのでお買い物もできます。
こちらはトイレと炊事場です。
那須街道からキャンプ場に向かう途中には道の駅 那須高原友愛の森に立ち寄ることができます。
こちらの道の駅では那須の名物や牧場で作られた乳製品が購入できます。
今回はヨーグルト、生クリーム大福、ウィンナー、チーズを購入しました。
朝一に薪ストーブで焼いたウィンナーは雰囲気も相まってとてもおいしかったです。
今年最後のキャンプとなるため、キャンプ場の選定には特に時間をかけました。
最終的にこのキャンプ場を選んだ主な理由は、直火での焚き火が可能だったからです。
一般的に、キャンプ場で直火が禁止されている理由は次のようなものがあります。火災の危険性があること、地面や芝生を傷めてしまうこと、燃え残りが景観を損ねること、そして土壌中の微生物への影響を防ぐためです。
そのため、現在ではほとんどのキャンプ場で焚き火台の使用が義務付けられています。
私も複数の焚き火台を所有しており、用途に応じて使い分けて楽しんでいます。しかし、時には直火でのキャンプを体験したくなることがあります。
今回は雪がちらつくほどの寒さで利用者も少なく、より本格的な野営の雰囲気を味わうことができました。
もちろん、安全面には細心の注意を払いました。石で囲いを作って火の粉が飛び散らないようにし、就寝前には完全に消火するなど、基本的な対策は徹底しました。
直火でのキャンプを経験したことがない方は、ぜひ一度体験されることをお勧めします。適切な場所と安全対策を選んで、より原始的なキャンプの魅力を味わってみてはいかがでしょうか。
冬本番ということもあり、起床時の気温はマイナス3度。
外に出ると霜柱ができていました。
寒い中ではありましたが澄んだ空気はとてもおいしかったです。
これからの栃木県内でのキャンプは氷点下の気温となります。防寒対策など難しい点は多いのですが、普通のキャンプとは違った体験ができるので、ご興味持った方は是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
・那須ビッグフォレストキャンプ場
・ホームページ:https://bigforestcamp.com/
・場所:栃木県那須郡那須町大字高久丙1224
・料金: 3000円(野営直火サイト、1人)
→料金はサイト、利用人数、シーズンによって変動しますので詳細はホームページをご参照ください
https://bigforestcamp.com/price/
・チェックイン:11:00~
・チェックアウト:~11:00
・予約方法:インターネット、電話、Instagram
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