牛乳モ~っと飲んで 群馬・前橋市で県牛乳普及協会がキャンペーン

上毛新聞
2024年12月18日

牛乳の消費拡大を呼びかけるキャンペーン「モ~っと牛乳飲んでくだ祭」(群馬県牛乳普及協会主催)が15日、前橋市のけやきウォーク前橋で開かれ、親子連れが乳搾り体験やゲームなどで牛乳の魅力に触れた。

牛乳を飲み比べる「利き牛乳」は、殺菌温度などが異なる3種類の味わいを確かめた。参加者は「同じ牛乳なのに味が違うのはどうして」などと驚いていた。家族と訪れていた中野古都ちゃん(4)=藤岡市=は「おいしかった。いつも飲んでいる種類が一番好き」と笑顔で話した。

乳搾り体験をする子ども

牛乳の早飲み大会、牛に成りきって「モ~」と鳴いて感情を表現するコンテスト、牛乳にまつわる川柳大会、牛乳やヨーグルトの魅力を発信する愛好家のトークショーも行われた。

乳牛は病気を防ぐために毎日搾乳する必要があり、冬季は牛乳の生産量が増える一方、消費量は減るという。同協会の小茂田匡央事務局長は「給食がない時期は子どもがカルシウム不足になりがち。生乳が無駄にならないように、家庭でおいしく飲んでほしい」と呼びかけた。