ヘラクレスに興奮　世界のクワガタ・カブト展　群馬・みなかみ町

子どもたちに昆虫と触れ合い自然に関心を持ってもらおうと、「世界のクワガタ・カブト大集合！」（月夜野きのこ園主催）が16日、群馬県みなかみ町のノルンみなかみフラワーガーデン（ノルン水上スキー場）で開かれ、多くの親子連れでにぎわった。

南米に生息するヘラクレスオオカブトの成虫やジャンボ幼虫を間近に見て触れるコーナーが人気で、子どもたちが目を輝かせた。

標本展では、雌雄同体のミヤマクワガタやニジイロクワガタが並んだ。約25種の生体ペアを展示販売し、スタッフが選び方や飼育法をアドバイスした。

同園はキノコの生産技術を生かして、幼虫用菌糸ボトルや成虫飼育マットを生産販売する。コロナ禍で4年ぶりに主催。金子崇範社長は「子どもに図鑑ではなく動く虫を見て感じてほしい」と話した。