3月から北陸新幹線や高崎線の利便性アップ↗ JR東日本がダイヤ改正

上毛新聞
2024年12月16日

JR東日本高崎支社は13日、来年3月15日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。北陸新幹線の一部の運転時刻を繰り下げ、利用が集中する列車の乗客を分散させる。土日祝日の高崎線の一部列車を10両から15両編成に、一部の始発を高崎駅に変更し利便性を高める。

北陸新幹線では「あさま624号」の運転時刻を繰り下げ、利用が集中する「はくたか568号」との運転間隔を短くして利用の平準化を図り、長野・北陸方面からの利便性を向上させる。

高崎線では土日祝日の熱海発高崎着の一部を10両編成から15両編成に変更(籠原―高崎間は10両編成で運転)。一部列車の始発駅が籠原駅から高崎駅に変わるほか、高崎発午前6時43分は籠原発午前7時20分に変更となる。

八高線は、2025年度下期の新型車両投入に向けて輸送体系を見直す。通勤時間帯の混雑緩和で高崎―群馬藤岡間は増便。同線の3本で運転時刻を変更するほか、全ての列車が2両編成のワンマン運転になる。

高崎線特急「あかぎ」は平日の運転区間を見直す。高崎発の4号は鴻巣発に、高崎着の5号は本庄着に変わる。「あかぎ」の土日祝日の運転は取りやめる。

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