牛乳パックを使いクレヨン画作品展 鹿嶋で教室生徒 茨城

茨城新聞
2024年10月11日

茨城県鹿嶋市内のクレヨン画と習字の教室で学ぶ生徒の作品展が、同市鉢形のショッピングセンター「サンポートかしま」入り口で開かれている。日向寺二三江さん(74)が講師を務める同教室。花の絵や百人一首を描いた作品合計45点を飾っている。同展は18日まで。

作品は、持続可能な開発目標(SDGs)を意識し、牛乳パック2枚を画用紙に見立てて使用した。パンジー、バラ、アサガオなど身近な花を描く。絵の表面をヨーグルトのスプーンで削り、色を薄くしたり、葉の筋を描く工夫を凝らした。絵の横には、百人一首を書き込んでいる。約半年かけて制作した。

同教室には、幼稚園児から65歳までの生徒45人が所属し、月に2~3回通う。日向寺さんは「百人一首を身近に感じてほしい。花の絵を見て、明るい気持ちになってほしい」と来場を呼びかけている。