谷川岳の自然再現 JR上毛高原駅7月に休憩所

上毛新聞
2017年5月22日

谷川連峰から湧き出た天然水を販売するJR東日本ウォータービジネス(東京都渋谷区、鈴木浩之社長)は19日、JR上越新幹線の上毛高原駅(みなかみ町)に、谷川岳の自然を再現した休憩スペース「tanigawa hanare(タニガワハナレ)」を開設すると発表した。谷川岳の“離れ”をコンセプトに、新幹線の利用客らに採水地の豊かな自然を感じてもらう。
JR東日本高崎支社(高崎市、百瀬孝支社長)と共同で企画した。改札外の待合所として使われていた約80平方メートルを利用する。映画のセットなどを手掛ける美術製作会社に依頼し、谷川岳一ノ倉沢の岩場や動植物をモチーフにした展示を設ける。
ディスプレー付きの自動販売機も設置して同社の製品を販売。ディスプレーでは同町の自然や温泉といった観光資源をPRする映像を放映する。
オープンは7月1日。当日はイベント開催を予定している。JR東日本ウォータービジネスの担当者は「みなかみ町や谷川岳の良さを知ってほしい」と話した。

 

【写真】上毛高原駅に開設する「tanigawa hanare」のイメージ

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