ゆかりの地で札ゲット 24日から 「上毛かるたGO!」アプリ配信
上毛新聞
2017年5月22日
上毛かるた誕生70年を記念して、システム開発のクライム(高崎市、金井修社長)は24日、かるたゆかりの地を巡るスマートフォン向けゲームアプリ「札(ふだ)ッシュ 上毛かるたGO!」の無料配信を始める。札ゆかりの名所を訪れるとアプリで札取りが楽しめる。近くの協力店で買い物をすると木製の絵札がもらえる特典もあり、観光地を活性化する効果が期待されている。
衛星利用測位システム(GPS)を利用したゲームで、設定された場所にスマートフォンをかざすと画面上に絵札が浮かび上がる。タップして札を取るとゲーム内で使えるポイントがたまる。ユーザーはゆかりの地を巡りながら全44枚の収集を目指す。上毛かるたに関するクイズやかるた取りゲームもある。
絵札を取ると、アプリ内に近くの飲食店や土産店などの協力店が表示される機能がある。協力店で2千円以上の買い物をすると木製の絵札がもらえ、44枚集めた人には記念品が贈られる。協力店は順次、増やすという。
アプリは、大人向けの上毛かるた大会を東京都内で開いている渡辺俊さん(安中市出身)が発案。クラウドファンディングで資金を募り、クライムや広告企画制作のブレインファーム(前橋市)が支援して開発した。
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