《茨ぱん(ibapan)》マロンプルンダー ローゼンブルク(茨城・日立市) 栗とラム酒、相性抜群

茨城新聞
2024年10月8日

秋と言えば食欲の秋。ドイツパンと洋菓子を扱うローゼンブルクは、9月から栗をふんだんに使用した「マロンプルンダー」(475円)や「マロンクロワッサン」(399円)の販売を開始した。店主の山田雄大さん(42)は「いずれも秋限定の人気商品」と話す。

マロンプルンダーは、クロワッサン生地をアーモンドクリームと焼き上げ、ラム酒に漬けたマロングラッセを置いて、その上に栗とカスタード、生クリームのクリームを絞り、最上部に栗の渋皮煮を乗せたパイのような焼き菓子。栗とラム酒の相性が抜群だ。

「古代米酒粕(さけかす)のバゲット」(388円)もお薦め。茨城県常陸太田市の井坂酒造店の酒かすをパンに混ぜ込んだ商品。古代小麦を使用するパンから着想を得て作った。サクサクとした歯応えが特徴で、そのまま食べても、サンドイッチやシチューにも合う。

同店は来年1月で10周年を迎える。オープン時に小学生だった子が、パンの味を気に入り、今では店員として働くようになった。山田さんは「商品作りも楽しいが、地域とのつながりも楽しい。今後はおいしいものを作り続けることに加え、新しいことにも挑戦していきたい」と語った。

茨城県日立市石名坂町1の8の26
営業時間は午前10時~午後5時(なくなり次第終了)
定休日は火、水曜
(電)0294(33)6545
インスタグラムのアカウントはrosenburg_ibaraki