古新聞の再利用法発信 23日まで 笠間「新聞ばっぐ」展 茨城

茨城新聞
2024年9月18日

読み終えた新聞紙とでんぷんのりだけで作った「しまんと新聞ばっぐ」の作品展が23日まで、茨城県笠間市石井の笠間図書館ギャラリーで開かれている。デザインやキャッチコピーが目を引く広告紙面を前面に出したオリジナルバッグがずらりと並ぶ。同図書館は「新聞ばっぐを作り生活に彩り、楽しさを取り入れてみてはどうか」と来場を呼びかけている。

作品は、高知県で生まれた丈夫で実用的な「しまんと新聞ばっぐ」に関して、茨城県で活動するインストラクターらが手がけた。古新聞を再利用するエコの考え方を発信している。

同じ紙面を使っても、切り取り方次第でいろいろな魅力が引き出せる新聞ばっぐ。ワイン入れ、ハート形など、形も多様な作品が出そろった。あえて株式欄を使って折り、「ありがとう」などと、作り手の「ひねり」を感じさせる筆文字を添えた作品もあり、来館者の心を和ませている。