《世界遺産登録10年》4つの構成資産巡ってもらおう　記念缶バッジとバッグがもらえるキャンペーン　20日から

世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の登録10年を記念し、群馬県などは四つの構成資産（富岡製糸場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴）を訪れると、それぞれの遺産がデザインされた4種類の缶バッジとバッグがもらえるキャンペーンを行う。20日から11月末まで。構成資産を巡り、世界遺産への関心を高めてもらう狙い。

希望者は田島弥平旧宅（伊勢崎市）、高山社跡（藤岡市）、荒船風穴（下仁田町）のいずれかを訪れて、バッグと1個目の缶バッジを受け取る。その後、そのバッグを持参して、ほかの3資産を訪れると、全ての缶バッジを集めることができる。最後に、県立世界遺産センター（セカイト、富岡市）で、ぐんまちゃんのストラップをもらって、ゴールとなる。

富岡製糸場（富岡市）でもバッジを受け取れるが、バッグは配布していないので注意が必要。製糸場で受け取ったバッジを他の資産に持参しても、2～4個目のバッジを受け取ることができる。

4構成資産がデザインされた記念の缶バッジとバッグ

県と4市町、上毛新聞などでつくる登録10年記念事業実行委が企画。県歴史文化遺産室は「10年の節目の機会に、若い世代に楽しみながら4資産に足を運んでもらえたら」としている。バッジなどは全体で計1500個で、なくなり次第終了する。