<栃木・県北グルメ>那須クレシオンカフェ(那須)キーマと特製ルーを一度に味わえる「あいがけカレー」

下野新聞
2024年9月7日

那須の自然とマッチするログハウス。店内に入ると看板猫が出迎えてくれた。

運ばれてきたのはご飯の上にキーマカレー、周りにカレールーが盛られたあいがけカレーだ。キーマにルーをかけて食べるとスパイスの香りとピリッとした辛さの後、合いびき肉のうまみが押し寄せてくる。ランチセットに付いてくるプレートは野菜や果物が盛りだくさんでうれしい。

オーナーの栗崎勝典さん(53)は、2019年に今の店を構える前は東京都のカレー店で働き、その後神戸市でカレー屋を営んでいた。

「辛い、甘い、うまいなど味の幅の広がりを意識している」と言い、ルーはマンゴーなどの果物や野菜などを使って、3日かけて作っているという。「カレーじゃないような作りでカレーにしている」と独特の作り方を語る。

プレートは野菜や果物などが約20種類使われ、多くの栄養素を取ることができて健康的だ。木のぬくもりに満ちた内装は、元大工でもある栗崎さんが壁の色を塗るなど、落ち着いて過ごせる空間に仕上げた。

栗崎さんは「料理の味わいや、店内でゆっくりと過ごす時間など、どこかしらで喜んでもらえるとうれしい」と笑顔を見せた。

▼メモ あいがけカレーランチセットは1480円▽栃木県那須町豊原丙346▽営業時間 午前11時~午後9時半(ランチメニューは午前11時~午後3時)▽定休日 火曜、第1月曜▽(問)0287・74・2366。

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