栃木県那須烏山市で7月26~28日に山あげ祭 準備大詰め、当番町が大屋台の御拝組み立て

下野新聞
2024年7月24日

栃木県那須烏山市で26~28日に開催される「山あげ祭」に向け、当番町の仲町若衆は20日、那須烏山市中央1丁目の仲町会所前で大屋台前部の「御拝(ごはい)」の組み立て作業を行った。

仲町の大屋台は1904年に制作され、御拝には「須佐之男命、稲田姫を助けて八岐大蛇を退治」を題材とした豪華絢爛な彫刻が施されている。大屋台は祭りで、御拝や座敷などに分かれ、野外歌舞伎の舞台背景の一部として活用される。

若衆らは半日がかりで、パーツごとに分解されていた彫刻などを手作業で慎重に組み立てた。御拝の責任者を務める会社員川合広大さん(38)は「祭りでは大屋台を背景の一部に早変わりさせる場面に注目してほしい」と話した。

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