《釣り》夏休み、公園で釣果を 千葉・市原 子どもや初心者楽しめる

茨城新聞
2024年7月24日

これから始まる夏休みシーズン。上州屋土浦店が提案するおすすめ釣場の一つ、千葉県市原市五井南海岸の「オリジナルメーカー海づり公園」へ7月初旬に行って来た。養老川の河口、臨海公園内に造られた海釣り施設で、沖に向かって渡り桟橋を約120メートルも歩けば、そこには岸と平行に300メートル(幅は10~15メートル)の釣り桟橋が延びている。

子どもも安心して釣りを楽しめる。管理棟にはレストランや売店も備え、桟橋周りには人工漁礁を設けて春と秋にはクロダイやメバル、夏にはアジやシロギス、冬にはサヨリやシーバスなどさまざまな魚種が狙える。毎年80センチ級のシーバス、45センチ級のカレイ、50センチ級のマゴチが釣れており、人気の釣り場となっている。

当日は開園直後に現着。同公園スタッフに状況を確認すると、朝一番にアジ、クロダイが釣れたとの情報。さすがに人気釣り場だけあって、千葉側、木更津側の先端付近を含め既に100人以上の釣り人でにぎわっていた。

準備している間にもサッパが釣れ、あちこちで歓声が聞こえてくる。まずはトリック仕掛けを使いサッパを狙うことにする。開始早々アタリがあり、巻き上げてみるとサッパが顔を見せてくれた。幸先の良いスタートで今日は期待できそう、と心が躍る。

しかしサッパの回遊はあっという間に終了-と思いきや、お隣ではワカシを釣り上げ、再び周りから歓声が上がる。

釣り上げたサッパ

あちらでは落とし込み釣りでクロダイを狙っている釣り人がさおを曲げている。手慣れたやり取りから常連とお見受けしたが、良型のクロダイがタモに収まった。

しばらくして潮止まり。タコ狙いの人がタコを釣り上げたのを確認。同園スタッフから「そろそろ潮が動くから頑張ってください」と励まされ、集中する。養老川河口の千葉側先端付近でイシモチの回遊があり、そこで釣っていたグループはほぼ全員が釣り上げた(中には29センチも)。イシモチの他、アジ、フッコ、カマスなども上がり、皆笑顔。気付けばあっという間に閉園時刻となっていた。

今年の夏休み釣行計画には、初めてでも安心、スタッフが釣り方や魚のおいしい食べ方も教えてくれる、オリジナルメーカー海づり公園に行かれてみてはいかがでしょうか。詳しくは当店にお問い合わせください。(上州屋土浦店・戸高和幸)