栃木県那須町の道の駅に新施設オープン お土産&穫れたて農産物の購入を一カ所で

下野新聞
2024年7月8日

栃木県那須町が再整備を進めている道の駅那須高原友愛の森に物産センターと農産物直売所の機能を集約した新施設「那須ロイヤル高原マルシェ」が3日、オープンした。2日に内覧会が行われ、関係者らが完成を祝った。

新施設は木造平屋建てで、延べ床面積は以前の物産センターと農産物直売所の合計の約2.5倍広い約700平方メートル。事業費は約2億9300万円。町内の特産物を使った加工品や野菜がこれまでより多く並ぶようになる。

当初の計画では2021年度に完成する予定だったが、新型コロナウイルスなどの影響により2年遅れの23年度に完成した。

町によると、これまでは物産センターと農産物直売所が離れた場所に立地していたため、どちらか一方だけを利用する来場者も多かったという。新施設でお土産と農産物を一体的に扱うことで、観光客らの購買促進や利便性向上につなげる狙いがある。

新施設の営業時間は午前9時~午後5時。町は今後、道の駅のレストラン「なすとらん」のリニューアルなど再整備事業に取り組んでいく。

⇒那須塩原市の道の駅「明治の森」リニューアルオープン 直売所、レストランなどを整備

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