<栃木・県央グルメ>ぴいちゃん’s ファーム(宇都宮) 元テレビ局員がオープンした観光農園型カフェ
圧力鍋で軟骨までやわらかく煮込んだ肉が、ほろりと口の中でとろける。「ぶっかけ飯セット」(1000円)は店主自慢のコラーゲンたっぷりメニューの一つで、牛すじ、豚ばら軟骨、鶏手羽元の3種の肉をローテーションで提供。大根やネギ、キノコ類と合わせて和風だしで味を染み込ませ、丼飯につゆだくで。身も心も満たされる一杯だ。
次世代型路面電車(LRT)の停留場、平石中央小学校前と平石の間に今年2月、オープンした。
パパイアなどの収穫やキャンプ体験も楽しめる観光農園型のカフェで、店主の今川大さん(56)は格闘技番組の制作などに携わった元フジテレビ社員。「宇都宮を盛り上げたい」と、早期退職して故郷にUターンした。
コラーゲンメニューはぶっかけ飯のほか、カレーセット(1000円)も選べる。ドリンク類も充実し、本州では珍しい沖縄のファストフード店A&Wの「ルートビア」(300円)も扱っている。ムール貝などをつまみにアルコール類を味わっても、LRTで帰れるアクセスの良さが売りだ。
今川さんは「おしゃべり好きなので、知り合いのおじさんを訪ねるような感覚で気軽に立ち寄って」と呼びかける。テレビ局時代のさまざまな経験談が聞けるかも。
▼メモ 栃木県宇都宮市下平出町446の4。午前10時~午後2時、同5~9時。水、木曜定休。(問)080・2551・5891。
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