茨城・笠間工芸の丘カフェ一新 独立建屋で拡充 県産食材使った料理提供
笠間芸術の森公園内にある茨城県笠間市の複合施設、笠間工芸の丘(同市笠間)のセンタープラザ内のカフェが、独立の建屋を持つ「Craft cafe(クラフト・カフェ)~カフェ&ダイニング~」に生まれ変わり、29日にオープン。メニューも一新し、県内の特産食材を使った季節感のある料理を笠間焼の器で提供する。
笠間工芸の丘は、陶芸をテーマにした施設で、市の指定管理者となっている笠間工芸の丘株式会社(福永信一社長)が運営。1998年のオープンで、施設の老朽化が目立ってきたため、現在改修工事中で、カフェについては拡充が図られ、先行的にオープンする運びとなった。
新しい建屋は、元のカフェも入っていた工芸の丘の中核となる建物「センタープラザ」の南側に立地し、山並みなど眺望が楽しめる。
建物自体は平屋で、外観は周囲と調和する落ち着いた色合いで、室内は木のぬくもりを感じられ、天井が高く開放感がある。大小16テーブルを置き、約60人ほど席が取れる。
リニューアルを機にメニューも一新。「美明豚(びめいとん)ハンバーグプレート」「錦爽鶏(きんそうどり)の唐揚げプレート」など、県産の特産食材を使った料理を提供する。
パスタやカレー、バーガー、子ども向けメニューも用意。デザートやケーキ、ドリンクメニューも豊富にそろえ、テイクアウトも充実させた。
営業は午前10時~午後5時。月曜(祝日、連休なら翌日)休館。問い合わせは笠間工芸の丘(電)0296(70)1313。