高崎市を代表する土産品に 工芸品や菓子、総菜 1日から販売

上毛新聞
2024年4月3日

焼きまんじゅうのようなキーケースにホルモンの燻製(くんせい)-。群馬県高崎市の魅力発信を意識して開発された12種類の新商品が1日から、同市の高崎オーパ1階「高崎じまん」で販売される。地場産食材の長所を生かした菓子や総菜、地域の文化を表現した工芸品で、新たな高崎土産として注目されそうだ。

工芸品は焼きまんじゅうの形や大きさ、焼き色を再現した牛革製キーケースと、高崎だるまの形をした陶器製ランプシェードの2品。燻製した豚ホルモン、おむすびの形をした米粉パン、野菜スープなどの総菜、特産のウメを使ったビスケットやゼリー、埴輪(はにわ)型ゼリーが中に入った水ようかんなどがある。

いずれも市内の事業者が、高崎観光協会の補助事業「高崎銘菓・名産品開発事業」を活用して開発した。和洋菓子を新規開発する事業として始まったが、3年目の本年度は総菜や工芸品も対象とした。

2021、22年に開発された22種類の菓子と共に売り場に並べられる。同協会の担当者は「店頭で見てもらえば良さが分かるはず。高崎を代表する土産物としてぜひ手に取ってほしい」と話している。