茨城・水戸優良土産 新たに4品 スイーツや地ビール サイトでPR

茨城新聞
2024年4月8日

茨城県水戸市を代表する土産品「優良観光土産品」(優良土産品)に、市産米粉のシフォンケーキや市内老舗うなぎ料理店醸造の地ビールなど、新たに4品が登録された。同市公認の土産品として、市公式サイトなどで積極的に発信する。

新たな優良土産品は、米粉シフォンケーキ(燦食、同県東海村村松)▽いやどうも(ホリイ、水戸市見川)▽クラフトビール(ぬりや、同市泉町)▽ほしいもマドレーヌIMOKO(フレッシュグリーン、同市緑町)-の4品。

シフォンケーキは市産コシヒカリの米粉を使い、ふわふわできめ細かい口当たり。米の消費拡大も図る。いやどうもは県産紅あずまのペーストにホワイトチョコを練り込んだ焼きスイートポテトで、遊び心ある商品名には茨城弁のあいさつを採用。

地ビールはうなぎ料理店の営む大工町醸造所で生産する5種で、軟水でまろやかな口当たりに仕上げた。IMOKOは市内養鶏園の卵と干し芋の切り落としを使ったスティックタイプのマドレーヌで、もちっとした食感が楽しめる。

優良土産品は「市にちなんだ材料や名称を使用すること」など六つの条件を備える必要があり、観光関連企業などでつくる審査会の意見を踏まえて市が登録を決定。菓子類や工芸品など58品が登録されている。