ピリ辛、カリカリ、まろやか…多彩な味と食感 地産地消にこだわった「蕎麦とラー油」 群馬・前橋市にオープン

上毛新聞
2024年3月28日

そばをラー油入りのピリ辛のつゆで食べる専門店「蕎麦(そば)とラー油」が2月、群馬県前橋市にオープンした。県産の肉や野菜などを使った、つけ蕎麦やぶっかけ蕎麦を提供する。

飲食業界歴20年の店長、都丸英章さん(45)が県内の温泉施設で1年ほど提供し好評だったというメニューで、前橋中央通り商店街近くに専門店をオープンした。

店舗の外に立つ店長の都丸さん(公式インスタグラムより)

かつおだしの甘めのつゆに、ピリ辛のラー油を加えたつけ汁が特徴。ラー油の辛さは、辛さゼロという0段階から激辛の5段階から選ぶことができ、標準は3。冷たい汁と温かい汁を選べる。

麺は食感のあるオリジナルの太麺で、中盛り(300グラム)まで無料。カリカリに揚げたガーリック、生卵、天かすが薬味として付く。食べ始めはシンプルに蕎麦を味わい、中盤にガーリックを入れて食感を変え、後半に生卵を加えてまろやかにし、最後は蕎麦湯と一緒に汁を飲み干すのがお薦めという。

地産地消にこだわり本県産の米や肉のほか、蕎麦との相性が良いという高崎市産の十文字ネギや、おつまみには自家製の野菜を使う。

細かく刻んだネギと海苔(のり)でシンプルに食べるつけ蕎麦、ぶっかけ蕎麦はそれぞれ800円。豚つけ蕎麦、低温調理した鶏肉入りの鶏つけ蕎麦(各1000円)、カレーのつけ蕎麦(豚・鶏、各1200円)などがある。

サイドメニューにはミニサイズの親子丼、蒸した鶏肉を特製のタレで食べる香港の屋台料理「ぱっかい飯」(500円)などを用意する。

サイドメニューの子丼(公式インスタグラムより)

店内はカウンター4席を含め、計12席を用意する。都丸さんは「他にはない味だと思います。ぜひ食べにいらしてください」と話している。

蕎麦とラー油
住 所 前橋市千代田町4-17-3
時 間 ランチ 午前11時~午後2時半/ディナー 平日 午後5時半~8時半(金・土は 同~午後11時)※日曜はランチのみ
定休日 月曜(祝日の場合は火曜)
電話 090・2489・1979
公式インスタグラム https://www.instagram.com/sobatorayu/