山祭る縁 御朱印連携 御岩神社(日立)と筑波山神社(つくば) 茨城

茨城新聞
2024年3月3日

山をご神体とする御岩神社(茨城県日立市入四間町)と筑波山神社(同県つくば市筑波)が連携し、御朱印を頒布している。それぞれ御岩山と筑波山を祭っていることが縁で実現し、御朱印には「昇り竜」とともに両山が描かれている。両神社は「御朱印巡りと一緒に登山や植物観察を楽しんでもらい、山の良さを知ってもらえたらうれしい」としている。

共同で頒布するのは「常陸国霊山御朱印」。神々が宿るとされる霊山について知ってもらおうと、御岩神社の大塚真史宮司(56)と筑波山神社の上野貞茂宮司(62)が企画した。参拝者はどちらかの神社で専用台紙とシール状の御朱印を受け、残る一社を巡り、御朱印と昇り竜が描かれたシールを集めていく。

全て台紙に貼ると、左右には古くから霊山とされる御岩山と、二つの峰を持ち標高877メートルを誇る筑波山、中央には運気上昇のご利益があるという竜が構える仕様になる。

初穂料は計2000円。2024年末まで頒布する予定。

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