<栃木・県央グルメ>muku(宇都宮)「mukuプレーン」クッキー “余計なものはない”優しい味わい

下野新聞
2024年3月16日

ザクザクとした硬めの歯触り。香ばしく、粉の味わいが感じられる。かむほどに甘みも広がり、ほのかな塩気も。飽きの来ない、優しい味わいに、ホッと気持ちが和らいでくる。

焼き菓子店「muku(ムク)」の看板商品の「mukuプレーン」クッキー(10枚入り、290円)。店のロゴになっているハートと象の形に作られ、かわいらしい。

店は2016年にオープンした。店主の金子里沙さん(45)は食と健康に関心を寄せ、全ての焼き菓子に白砂糖とバターを使わず、小麦は国産にこだわってきた。卵を使わない商品もある。

mukuプレーンの材料も国産の小麦粉と全粒粉、有機豆乳、菜種油、てん菜糖、自然塩と余計なものはない。1歳児でも食べられると、買い求める人もいるという。

店に並ぶクッキーは十数種類で、スコーンやキッシュなどもある。日替わりや季節でも変わり、さまざまな味を楽しめる。「何度も作って材料や配合を考えました。一つ一つ大切に作っています」と金子さん。毎日のおやつに欠かせなくなりそうだ。

▼メモ 栃木県宇都宮市千波町17の11▽営業時間 午前11時~午後6時▽定休日 水、木、日曜▽(問)028・624・8735

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