「百点満点の出来栄え」の群馬県特産ウメシェイク 前橋商高生が企業と共同開発、27日発売

上毛新聞
2024年1月27日

前橋商業高(中村清志校長)商業科の3年生4人が群馬県前橋市の企業などと、県特産のウメを活用したシェイクを共同開発した。多くの人にウメを食べてもらおうと考え「百点満点の出来栄え」とする自信作。27日から市内のカフェで販売する。

「梅ジェンヌわらびシェイク」を企画したのは鏑木楓葉さん、飯塚柚杏さん、大森泉澄さん、春原柚子咲さん。課題研究の授業の一環で、若者のウメ離れや県内の消費量に着目し、カフェ・甘味処ことほぎ(同市朝日町)、漬物製造販売の赤城フーズ(同市上大島町)と協力して商品化を進めた。

同社のカリカリ梅商品「梅ジェンヌ」やバニラアイスなどを混ぜたシェイクにホイップクリームを乗せ、仕上げに梅ジェンヌとサツマイモチップをあしらった。ウメの酸味がアクセントとなり、さっぱりした甘さが特徴。

同カフェで2月12日まで土・日曜、祝日限定で販売する(税抜き650円)。4人は「ウメが苦手な人でも飲めるように考えた。新しいスイーツを楽しんでほしい」と、多くの人が手に取るのを期待している。

問い合わせは同カフェ(☎027-289-9857、不定休)へ。