あんこう、新酒　茨城の「食」PR　県がショートムービー配信

茨城県は動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を活用し、人気クリエイターが茨城県の冬の味覚「あんこう」「酒蔵の新酒」を紹介するショートムービーを公開している。独特の手法と感性で撮影・編集した動画を通じ、若年層やインバウンド(訪日客)に茨城県の特色ある「食」をPRしている。

県とティックトックジャパン(東京)の連携企画として実施。動画は2～3分。人気クリエイター「バヤシ」「ハレ/晴」両氏が、テンポを速めた動画再生や観光客に同行する手法などを駆使し、提供店の食材や調理の魅力を伝えている。

県は若年層に視聴者の多いTikTokに着目し、2019年から観光誘客を目的とした動画を発信している。今回の企画は、アウトドアをテーマとした昨秋に続く第2段。県のインターネット動画サイト「いばキラTV」でも今月内に配信する。

県プロモーションチームは「県産品の魅力を発信し、観光振興から地域経済への効果につなげる」としている。