茨城・常陸太田2年連続1位 住みたい田舎ランキング 北関東エリア「総合部門」

茨城新聞
2024年1月20日

月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)2月号(4日発売)の「2024年版 住みたい田舎ベストランキング」で、茨城県常陸太田市は北関東エリア(茨城・栃木・群馬県)の「総合部門」で2年連続1位を獲得した。

同誌は移住を考える際に希望するまちの情報を規模ごとに選択できるように、人口別に八つのグループに分け、「総合」「若者世代・単身者」「子育て世代」「シニア世代」の4部門でランキングを作成。さらに全国を12に分けたエリア別でも作成している。

同市は若者世代・単身者と子育て世代の2部門で3位となり、シニア世代部門では前年度11位から9位とベスト10に入った。

同市は都心からのアクセスも良く、多彩なレジャー施設が点在。「常陸秋そば」発祥の地で、ブドウやナシなどの味覚を楽しめるほか、結婚から出産、育児まで、若い移住者や子育て世代をサポートする切れ目ない支援を行っている。

宮田達夫市長は「総合評価として1位を取れたことは職員にとって励みになるが、実際は毎年人口が減っている。さらに具体的な施策に取り組んでいきたい」と話した。