ロウバイ甘く香る　群馬・安中市

1月6日は二十四節気の一つで、寒さが本格化するとされる「小寒」。花の少ない季節だが、安中市松井田町上増田の「ろうばいの郷」では、ロウバイが透明感のある黄色の花を咲かせ、ほのかな甘い香りを漂わせている＝写真。

地元住民が遊休農地に植栽した約1万2000本のロウバイで、現在は3～4分咲き。遊歩道が整備され、車いすも通れる。

運営する農事組合法人の萩原昭一理事長（70）は「寒い中もロウバイは青空に映え、心を癒やしてくれる」と目を細め、2月中旬ごろまで楽しめるという。入園料は大人400円、小学生以下無料。