1本550円の「まえばしバナナ」30分で完売 群馬・道の駅まえばし

上毛新聞
2023年12月6日

道の駅まえばし赤城のハウスで無農薬栽培した「まえばしバナナ」の販売が2日、群馬県前橋市の同駅で始まった。珍しい地場産バナナを目当てに多くの市民らが訪れ=写真、この日は販売開始から30分弱で用意した110本が完売した。

生産者によると、バナナは高級品種グロスミッシェルで、ねっとりした食感と濃厚な甘みが特徴。同日販売したものは数日熟成させると食べられる。

近くの牧野理人さん(36)は長男の伊利ちゃん(2)と列に並んで購入し、「前橋でバナナができるなんてありえないと思った。食べるのが楽しみ」と話した。

バナナは1本550円。今月中旬から来年3月にかけて道の駅の農産物直売所で販売する。