JR運転士企画「カッペパン」人気 茨城・勝田駅 笠間の栗、クリームに
茨城新聞
2023年12月2日
JR東日本水戸支社は、山崎製パン系のベーカリー「ハースブラウン」勝田店(茨城県ひたちなか市)、栗加工施設の笠間栗ファクトリー(同県笠間市)と協力し、常磐線の特急ひたち・ときわの運転士が企画開発した独自のコッペパン「カッペパン」の販売を始めた。
同支社によると、カッペパンは勝田の「カツ」、田舎っぺの「カッペ」、「コッペパン」の三つの要素を掛け合わせて名付けた。パンの中のクリームには笠間の栗を使った栗ペーストを使用し、栗の食感だけでなく香りも楽しめる。外側には今回のために作成した独自の焼き印が入っている。現在、1日当たり60個以上売れているという。
商品を企画した運転士は、鉄道利用者に「ちょっとおなかがすいたときに気軽に地域の食材を楽しんでほしい」との思いから開発に至ったとした。価格は税込み238円。勝田駅改札前の同店で販売中。