やはり栃木県は“プロスポーツ熱”が高い? 県民の8割近くが「観戦経験あり」身近さが一因か

2023年11月24日

過ごしやすい気候になる秋は、昔からいろいろなことを楽しめる季節とされ「〇〇の秋」という言葉が数多く存在する。「スポーツの秋」もその一つ。栃木県民の意識を調べるため、下野新聞社の新たなデジタルサービス「とちぽ」でスポーツ観戦に関するアンケートを行ったところ、8割近い人がプロスポーツの試合を観戦したことがあることが分かった。

アンケートは10月6日~11月21日、「とちぽ」のLINEアカウント上で実施し、1054人が回答した。

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プロスポーツの試合観戦の経験について、77.3%の人が「ある」と回答。「観戦したことはないが興味はある」と答えた人も15.8%おり、プロスポーツチームが多いとされている栃木県内での関心の高さと、観戦に行ける環境が身近にあることをうかがわせた。

観戦経験者のうち、観戦することになったきっかけでは「応援しているチーム(選手)がいるから」の47.2%に次いで、「知人に誘われたから」も35.0%を占めた。一緒に観戦に行くことが多い人としては「家族」「友人」が合わせて8割を超え、プロスポーツ観戦が親しい人とのコミュニケーションツールとなっている様子が垣間見える。

ただ、観戦の頻度となると「数年に1回」が38.5%で最多。「半年に1回」が22.0%、「年に1回」が16.1%とライト層が多い傾向で、「月に1回」以上と答えた人は合わせて23.4%だった。

設問では、栃木県内で活動するプロスポーツチームについて「試合を観戦したことがある、または応援している」かどうかについても尋ねた。「ある」と答えた人の割合は、宇都宮ブレックス(バスケットボール)が51.8%で最多。栃木SC(サッカー)、宇都宮ブリッツェン(自転車ロードレース)が続き、県都宇都宮をホームとするチームが高い傾向となった。

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なお、無作為抽出で民意を把握する世論調査ではありません。