妙義で大花火大会 名勝指定100周年記念し25日に 群馬・富岡市
上毛新聞
2023年11月13日
妙義山の国名勝指定100周年記念事業のメインイベントとして、群馬県富岡市は8日、「妙義山“大”花火大会」を25日に市内で開催すると発表した。同日午後6時から45分間、市内の花火大会で最大規模となる約3500発を打ち上げ、周辺地域の認知度向上や誘客促進を狙う。
市や妙義商工会などでつくる妙義山名勝指定100周年記念事業実行委員会が主催する。観覧エリアを上信越道高架下西側(同市妙義町中里)に設ける。小雨決行で、荒天の場合は12月2日に延期する。
市観光交流課は「節目の年に花火大会を開催し、妙義の魅力を県内外に発信したい。日中に山を観光し、夜は山と花火の共演を楽しんでほしい」と呼びかけている。
妙義山は1912年、英国人登山家が日本人に登山技術を伝える場となったことから「日本の近代登山発祥の地」としても知られる。今年3月に指定100周年を迎え、市がビジターセンターを開設したり、市観光協会が特別記念缶バッジを配布するなど記念事業が相次いで行われている。
花火大会の問い合わせは市妙義ビジターセンター(☎0274-73-2585)へ。
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