真壁のひなまつり支局 地元名産品、一堂に

茨城新聞
2017年2月12日

桜川市で開催中の「真壁のひなまつり」(~3月3日)で、特産品開発を目指す「市名物づくり委員会」(渡辺雄司委員長)が地元の名産品を集めたチャレンジショップをひなまつり会場の一角に出店し、多くの観光客でにぎわっている。

店内には、地場の特産品として60年以上の歴史がある落花生やしょうゆ、うどんなど、同委員会が名物と認定した12の菓子店や食品会社が扱う商品に加え、真壁高校食化クラブが作ったまんじゅうが並ぶ。

同委員会は特産品開発を狙いに市商工会の呼び掛けで一昨年に発足。活動の一つとしてチャレンジショップの出店を昨年12月に企画し、オープンにこぎ着けた。渡辺雄司委員長(52)は「桜川市が少しずつ観光化する中で、地元の名物を紹介したい。その最初の一歩」と出店の狙いを語る。3月から始まる同市の桜まつりでも出店を予定している。

チャレンジショップはひなまつり期間中、毎日午前10時~午後3時まで真壁伝承館近くのJA北つくばの空き店舗(同市真壁町真壁)で営業。栃木県塩谷町から訪れた立原力夫さん(70)・由記江さん(67)夫妻は「名物の落花生を買いに来ました」と買い物を楽しんでいる様子だった。 

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