「執事団」がおもてなし 群馬・高山村のロックハート城でお披露目 ガイドや記念撮影サポート

上毛新聞
2023年9月22日

英国スコットランドの古城を移築・復元した高山村の観光施設「ロックハート城」で16日、中世の騎士が率いるという設定の執事団「ダグラス・バトラーズ」がデビューし、お披露目式が開かれた。メンバーは休日を中心に、執事という立場で城内のガイドや記念撮影のサポートなどを担い、来園者をもてなす。

執事団は、現代に目覚めた中世スコットランドの騎士で、ロックハート城を居城とする「ブラック・ダグラス卿」が中心。その執事、衛兵、メイド2人の計5人で構成する。

沼田市を拠点とする「上州真田武将隊」(活動休止中)を手がける「Josyu Entertainment」(角田太陽代表)が、SNSなどを通じてキャストを募集し結成した。

お披露目式では、執事団結成の経緯などをパフォーマンスを交えて紹介。ダグラス卿は「皆に会うことができて、今日は最高で特別な一日」と来園者にあいさつした。

ロックハート城は今年で開設30周年。ドラマなどのロケ地として知られ、結婚式場や撮影スポットとしても人気を集める。上毛新聞の取材に、施設を運営するサンポウ(同市)の平井良明会長は「イタリアの古城で見た歌劇に感激した思い出がある。ロックハート城もそのイメージにわずかでも近づけることができたら」と話した。

執事団は当面、土日、祝日を中心に活動し、動向をSNSで発信していく。30日までキャストの2次募集もしている。詳細は「Josyu Entertainment」のホームページで。

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