かき氷、シェイク好評 茨城・鉾田産メロン、イチゴ使用 市観光物産協

茨城新聞
2023年8月26日

茨城県鉾田市の市観光物産協会(荒野吉生会長)は、同市で生産が盛んなメロンとイチゴを使ったかき氷とシェイクを開発した。同協会が運営する同市上幡木のカフェ「サンテ・キッチン」で販売し、好評を得ている。

使用するメロンとイチゴは、同カフェのある市特産品直売所「さんて旬菜館」に出荷している地元農家から仕入れたもの。時期によって品種を変えている。

かき氷は2種類で、素材の風味を生かしたシロップになるよう、同直売所のスタッフと同協会の職員が試行錯誤を繰り返した。薄くふわふわに削り出した南アルプス・八ケ岳の天然氷とのバランスも考え、納得のいく一品に仕上げた。

シェイクは3種類。青肉と赤肉のメロンと、イチゴがあり、それぞれ果肉がしっかり感じられる。

かき氷は、ともに1300円。その日の気温による割引が適用され、25度以上で980円、35度以上の猛暑日には900円と、暑いほどお得になる。シェイクは各600円。

開発に携わった同協会の橋本悦幸事務局長は「改良を続け、地元のメロンとイチゴのおいしさが伝わるものができた。ぜひ味わってほしい」と話している。