卵かけご飯に長蛇の列 群馬で4年ぶり「たまごフェスタ」

上毛新聞
2023年8月29日

群馬県産鶏卵の魅力を発信する「たまごフェスタ2023」が20日、県庁で開かれた。鳥インフルエンザの感染拡大や餌代の高騰などで鶏卵業界が厳しい状況にある中、消費拡大を目的に4年ぶりに開催。卵かけご飯やゆで卵の実食、卵にちなんだイベントが行われ、大勢の家族連れが訪れた。

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卵かけご飯のブースでは、8生産者の卵を食べ比べられるとあって長蛇の列ができた。3種類の卵かけご飯を食べた伊勢崎市の佐藤仁さん(44)、長男の湊君(8)、長女の一葉ちゃん(5)は「とてもおいしかった。卵が大好きで毎日食べている」と笑顔で話した。

イベントは、県養鶏協会たまごプロジェクト実行委員会が主催。企画した井上義元さん(44)は「業界は苦境ながらも、多くの生産者が安定的な経営を続けようと頑張っている。群馬の豊かな自然で育まれた、おいしい卵を多くの人に知ってもらいたい」と話した。

この日は即売会のほか、制限時間内にパックに詰めた卵を持ち帰れるイベントや、ひよこと遊べるブース、ぐんまちゃんとのクイズもあり、にぎわいを見せた。

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