「宿の日」の夜空を飾る1500発の花火 栃木・塩原温泉街で宿泊客など魅了

下野新聞
2023年8月15日

8月10日の「宿の日」に合わせ、栃木県那須塩原市の塩原温泉街で同日、「塩原温泉宿花火」(塩原温泉観光協会主催)が行われ、2千人を超える観客が夜空を彩る大輪に見入った。

午後6時から3時間、塩原もの語り館から塩原温泉交流広場までの約400メートルを歩行者天国にして実施。会場には、かき氷やクレープなど多くの出店やキッチンカー約20店が並んだ。

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打ち上げは午後8時半に始まった。雨の中、旧塩原文化会館から約30分間、大小さまざまな花火1500発が上げられた。多くの観客が写真に撮るなどして楽しみ、会場は大きな拍手や歓声に包まれた。

運営に当たった同協会の戸村和美さん(55)は「訪れた人の夏の思い出になったと思う。またいろいろなイベントを復活させ、温泉街を盛り上げたい」と話した。

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