協調運転の仕組みを解説 碓氷新線開通60年で鉄道文化むらで企画展
上毛新聞
2023年8月23日
碓氷峠鉄道文化むら(群馬県安中市)で開催中の碓氷新線開通60年記念企画展で、新たに「協調運転」をテーマに貴重な資料約15点が31日まで公開されている。27日には運転士時刻表の作成を楽しめる限定イベントが企画され、鉄道ファンらの関心を集めている。
ピカピカ寝台車にファン笑顔 修繕後お披露目 碓氷峠鉄道文化むら(群馬・安中市)
協調運転は、補助機関車EF63と列車を連結して総括制御を行った運行方式。企画した同文化むらの地域おこし協力隊、能代紘平さん(32)は「EF63に列車が無動力でけん引・推進される運行に比べ、協調運転により輸送力が増強された」と説明し、協調運転を再現した鉄道模型や電気回路図、使用された連結器などを展示した=写真。
運転士時刻表作り(参加費1000円)は実際の時刻表を模した台紙が用意され、かつて実際に使われていた碓氷新線の横川駅と熊ノ平駅、軽井沢駅のゴム印などを使い、参加者が「横軽オリジナル」を手にできる貴重な機会となる。
入場無料(同文化むらへの入園料は必要)。午前9時~午後5時。問い合わせは同文化むら(☎027-380-4163)へ。
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