小山の夏が戻ってきた！　初披露の「令和神輿」も威勢よく　栃木・小山で須賀神社祇園祭

須賀神社の例大祭「祇園祭」の連合みこし渡御が16日、栃木県小山市宮本町１丁目地区で行われた。４年ぶりの本格開催で、５月に完成した「令和神輿（みこし）」が市民にお披露目された。

約60人が令和神輿の担ぎ手となり、午後３時半に同神社を出発。同神社に身命をささげるという意味の「キミョーチョーライ」（帰命頂礼）を先導役が唱えると、担ぎ手たちは同神社の旧称「牛頭天王社（ごずてんのうしゃ）」に由来する「アンゴステンノウ」と続いた。

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同神社の参道から歩行者天国になった県道約１キロを令和神輿に続き、女神輿、子ども神輿など計11基が練り歩いた。沿道では家族連れが手拍子で応援。市おはやし連合会も演奏で盛り上げた。

小山市、会社員千明康展さん（61）は「コロナ禍などで中止や縮小と続いたが、ようやく小山の夏が戻ってきた。新しい神輿は軽いが、みんなで協力して持つのがいい」と白い歯を見せた。

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