大盛りのかき氷が1杯200円!高校生が愛するかき氷「赤石商店」(群馬・伊勢崎市)《炎天のオアシス》

上毛新聞
2023年7月21日

赤石商店(群馬県伊勢崎市緑町)
全国屈指の暑さを誇る群馬県伊勢崎で、大盛りのかき氷が1杯200円の安さで食べられるとあって、家族連れや高校生から愛されている。

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1937(昭和12)年創業。スナックやバーに氷を卸すのを本業としていたが、3代目の赤石祐一代表(55)がかき氷の機械を知人から譲り受け、2011年ごろから一般向けのかき氷営業を始めた。

「子どもが小銭を握りしめて来るからね」。当初は1杯100円でスタート。物価高の影響でやむなく値上げしたが、それでも客から「この安さでやっていけるの?」と心配される。ふわふわの氷に、一番下、真ん中、一番上の3回にわたってシロップをかけてある。

新作の「ミルク珈琲」(300円)は少しほろ苦さを感じる大人の味。週に3回通う伊勢崎興陽高の女子生徒のアイデアで商品化した「チョコみるく」(400円)は元気の出る甘さ。取材した日は伊勢崎清明高の女子生徒10人が学校帰りに訪れ、店がいっぱいになっていた。

ようやくコロナが落ち着き、町内の祭りや子どものサッカー大会など、注文が立て続けに入っている。暑い夏になりそうだ。

■赤石商店
群馬県伊勢崎市緑町13-17
営業時間 午後1~6時(ラストオーダー5時半)
不定休(天候次第で休むことがある)
電話 0270-25-3744

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