日本画と書で「モノ黒ーム」紹介 高崎市タワー美術館

上毛新聞
2017年1月10日

黒色に焦点をあてた作品展「モノ黒ーム 多彩な黒」が、高崎市の市タワー美術館で開かれている。黒色の中での色味の違いをはじめ、明暗や影などさまざまな表現に使われる黒の魅力を、日本画と書の計50点で紹介している。15日まで。
水墨の微妙な色味の違いを楽しめる掛け軸、夜の暗闇や雪の白さを表現するために黒が使われている日本画、にじみやぼかしなど墨の濃淡を生かした書作品などが並ぶ。
多胡碑記念館が所蔵する上野三碑(こうずけさんぴ)の拓本も展示され、来場者がじっくりと鑑賞している。
10日休館。問い合わせは同館(027・330・3773)へ。

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