「ドライブスルー王国で挑戦」丸亀製麺が全国初のドライブスルー店を群馬・渋川市にオープン　

うどんチェーンの丸亀製麺（本社・東京都）は6月22日、全国初のドライブスルー店を群馬県渋川市渋川の国道17号沿いに出店する。渋川店のオープンで、群馬県内の店舗数は12となる。

渋川店には48台分の駐車場を設ける。敷地は通常の約3倍ほどの広さで、ドライブスルーの順番待ちをするスペースを十分に確保した。ドライブスルーの待ち時間に、厨房の様子が見学できるよう、一部ガラス張りにしている。ヒット商品「丸亀うどん弁当」のほか、先月発売の新商品「丸亀シェイクうどん」のドライブスルー限定「冷製コンポタうどん」「鶏からおろしうどん」などを販売する。座席が62あり、店内でも食べられる。

全国初のドライブスルー店を渋川でオープンする理由について、同社の広報担当者は「群馬はマイカーで来店する方が多い『ドライブスルー王国』と聞いている。アフターコロナ時代の新たなテイクアウト需要に合わせ、新たなモデルにチャレンジしたい」と説明した。

丸亀製麺は2年前に発売した「丸亀うどん弁当」がヒットした。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行したのを受け、新しい外食の提案をしたいとしている。