画家や作曲家名のバラ100株 群馬・桐生市でローズフェスティバル

上毛新聞
2023年6月7日

画家や作曲家名のバラばかりをそろえた第12回ローズフェスティバルが27日、群馬県桐生市黒保根町の須田彫刻美術館で始まる。庭園に咲き誇る50種100株を観賞できる。6月19日まで。

同館は元伊勢崎市職員で彫刻家の須田純夫館長が2011年にオープン。愛をテーマにした石彫刻を彩るように12年かけてバラ庭園を整えた。高さ3メートル超のバラのドームは全て自作。バラ好きが高じて18年には日本ばら会認定のインストラクター資格を取得した。

須田館長は「モネやマチスといった画家の名のバラは複色が多い。お客さまから『バラのルーブル』と愛称を付けていただき、庭園管理にいっそう力が入っている」と話した。

午前10時~午後4時。火、水、木曜は休館。入館料は大人800円。問い合わせは同館(☎0277-96-3203)へ。