群馬のシルク産業をのぞこう！　碓氷製糸（群馬・安中市）で工場見学ツアー実施

群馬県観光物産国際協会は6月から、製糸工場「碓氷製糸」（安中市）の特別見学ツアーを実施する。現在も稼働している工場であることから、繭から生糸ができるまでの様子を見学できるほか、県産シルクを使った製品を購入することもできる。

碓氷製糸は「シルクカントリーぐんま」を象徴する工場で、現在も稼働する日本最大の製糸工場。世界遺産「富岡製糸場」（富岡市）と県立世界遺産センター（同市）と併せて見学することで、富岡製糸場の歴史的・文化的価値や、製糸工場の技術の進化が分かるという。

ツアーは6月3日～8月26日の毎週土曜に開催（8月12、19日は除く）され、午前と午後の1日2回。見学当日は、上信電鉄上州富岡駅発着の専用ジャンボタクシーでの往復も可能。参加費は500円で、碓氷製糸でのお買い物券（500円分）と繭玉・生糸が付く。

見学希望日の2日前までに専用フォーム（https://airrsv.net/gunma/calendar）から予約が必要。定員は各回計16人。予約に関する問い合わせは同協会（☎027－243－7274、平日午前9時～午後5時）へ。